今回の「メタルのうん」はパワー/メロスピメタルバンド【FireWind/ファイアーウインド】特集!
ヒストリーを名曲と共に、リリースした作品から必聴のアルバム。また厳選したライブに人気のTシャツ・グッズの入手方法も徹底調査してご紹介していきます!

【FireWind/ファイアーウインド】


オジー・オズボーンバンドなどで知られるギリシャ出身のギタリスト、Gus.G(ガスG)率いるパワー/メロディックスピードメタルバンド。

新ボーカルを迎えてバンド名を冠したニューアルバム「FireWind」をリリース!



【FireWind/ファイアーウインド】が、2020年5月15日にバンド名を冠したニューアルバム「Fierwind」をリリース。

↓国内盤は6月発売予定
【メーカー特典あり】 ファイアーウインド(内容未定付き)
ファイアーウインド
キングレコード
2020-06-24






キーボード&ギターのボブ・カティオニス /Bob Katsionisと、ボーカルのヘニング・バッセ /Henning Basseが脱退。新たなボーカルにHerbie Langhans/ハービー・ランガンスを迎えた新バンド体制のアルバム、これがまた聴き応え抜群の傑作です!

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序盤から疾走系の応酬、否が応でもテンションが上がる。3曲目にミドルテンポの先行シングル「Rising fire」は、新ボーカル ハービーのパワフルさが発揮されてます。

『RisingFire(Official PV)』


新ボーカルのHerbie Langhans/ハービー・ランガンスは、ドイツのパワフルメロディックハードロックバンド「Radiant」でも活動。ガスGとは過去に「Sinbreed」と「Avantasia」で共演しています。

今後のスケジュールは発表されていませんが、良いボーカリストだけに長く在籍して欲しいですね。


【FireWind/ファイアーウインド】ヒストリーと名曲を紹介!

【FireWind/ファイアーウインド】は1998年に結成したギリシャ出身のパワー/メロディックスピードメタルバンド。バンド名はウリ・ジョン・ロートのバンド【Electric Sun/エレクトリック・サン】の2ndアルバム「firewind」から付けられました。

『Head Up High (OFFICIAL PV)』



1998年にガスGが18歳の時に米ボストンのバークリー音楽大学に短期間通っていて、親しくなった仲間たちと結成。

4トラックレコーダーで制作されたデモアルバム「Nocturnal Symphony」は、自身のプロモーションになり、ガスGは【Nightrage】【Dream Evil】【Mystic Prophecy】のギタリストとして契約。忙しくなったために「FireWind」の活動は一旦保留となりました。

参加バンドのアルバムリリースが終了した後に、2002年デビューアルバム「Between Heaven and Hell」リリース。その後はメンバーの入れ替わりをしつつ、バンドを継続していきます。

『Between Heaven and Hell(Live@KYTTARO 21/12/2012-Vo.Apollo Papathanasio)』

 

バンドメンバーの固定化を考えて、2007年にFireWindの活動を最優先すると発表します。

ガスGの活動は忙しいままでしたが、2006年には4thアルバム『Allegiance』をリリース後に世界的ツアーを敢行。日本でもライブフェス「LoudPark」に参加、【KAMELOT/キャメロット】とツアーも果たしました。


『Breaking The Silence (OFFICIAL PV-Vo.Apollo Papathanasio feat.Tara Teresa)』



ガスGは2009年にオジー・オズボーンバンドに加入。キャリアを代表する重要な仕事、ですがFireWindの活動も緩めること無く、6thアルバム「Days Of Defiance」をリリースします。

『Embrace The Sun(OFFICIAL PV)』
 


2013年にボーカリスト Apollo Papathanasio/アポロ・パパサナシオが脱退。

バンドは新たにKelly Sundown Carpenter/ケリー・サンダウン・カーペンターをサポートに迎えて継続。良いボーカリストでしたが正式加入はしていません。

『World On Fire(@LiveVo.Kelly S.Carpenter)』



2007年にサポートボーカリストだったHenning Basse/ヘニング・バッセを正規メンバーに迎え、2016年に8thアルバム「Immortals」をリリースした。

『WE DEFY(OFFICIAL PV-Vo.Henning Basse 』
 


前述の通り2020年3月にキーボード&ギターのボブ・カティオニス /Bob Katsionisと、ボーカルのヘニング・バッセ /Henning Basseが脱退。

『Welcome To The Empire(OFFICIAL PV-Vo.Herbie Langhans 』


新たなボーカルにHerbie Langhans/ハービー・ランガンスを迎え、新体制で【FireWind/ファイアーウインド】は活動継続しています。


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MEMBERS




【FireWind/ファイアーウインド】の現在メンバーと、過去に在籍した印象的なメンバーをご紹介します。

現在のメンバー


Gus G. – lead guitar, backing vocals (1998, 2002–), rhythm guitar, keyboards (1998, 2002–2004, 2020–), bass (1998)



Petros Christodoulidis – bass, backing vocals (2003–)

Johan Nunez – drums (2011–)

Herbie Langhans – lead vocals (2020–)


過去に在籍していた印象的なメンバー


Lead vocals
・Brandon Pender (1998)
1998年のデモアルバム「Nocturnal Symphony 」のボーカル

・Stephen Fredrick (2002-2004)
デビューから2ndアルバムまで参加

・Chitral Somapala (2004-2006)
3rdアルバムに参加

・Mats Levén (2011)
ツアーのみアルバム参加なし

・Apollo Papathanasio/アポロ・パパサナシオ(2006-2013)
脱退した理由は「バンドのスケジュールについていけなくなったから」。2006年から多くの代表曲に参加してきた名ボーカルでしたが、脱退前のライブは確かに酷かった。4~7thアルバムに参加

・Kelly Sundown Carpenter (2013–2015)
ツアーのみアルバム参加なし

・Henning Basse (2015–2020)
8thアルバムに参加

Guiter
・Bob Katsionis (2004–2020) Guitar, keyboard
4~8thアルバムまで長きに渡り、ガスGを支えたギタリスト。他の仕事が忙しくなって脱退。


AlbumDiscography


【FireWind/ファイアーウインド】のアルバムはSpotifyで配信中!無料リスニングできます。



各アルバムタイトルはYoutubeプレイリストにリンクしています。チョイ聴き・チェックにご利用下さい。

学生時代に制作したデモアルバム。パワーやメロスピよりスラッシュよりなニュアンスが強い

ビトゥイーン・ヘヴン・アンド・ヘル (メタル・フロンティア・アーカイヴ・コレクション)



正統派ヘヴィメタルを継承したパワーメタルといった内容。DREAM EVILなど参加したバンドのプレイから、注目されていた時期にリリースしたデビューアルバム。


(2006)Allegiance
アリージェンス (メタル・フロンティア・アーカイヴ・コレクション)
Apollo Papathanasio/アポロ・パパサナシオが初参加。ガスGが加入していたバンドを全て脱退して、FireWindの活動に専念を表明した力作。これまでのソロ・プロジェクト的な感じからグッとバンド感が増した。

Premonition by FIREWIND (2015-10-07)



MetallicaやJudasPriestなどガスGの思い入れ深いバンドのオマージュが、多くの楽曲に込められた傑作。



(2017)Immortals

(2020)Firewind
Firewind
AFM Records
2020-05-15



いろんなバンドで高い評価を受ける一流ギタリストのガスGだけに、毎作クオリティ・完成度は高く、買って損のない鉄板バンドです。

ただ一つだけ欠点を挙げると突き抜けたオリジナリティや革新性が無い、FireWindだけでしか聴けない感じがイマイチありません。ラーメン屋で例えるといつでも美味いチェーン店の味って感じでしょうか。

無料チェックできない時代に、CDを3,000円で買って聴いても損はしません。裏切るような展開もなく、思った通りの優秀な楽曲揃い。

ただいつも聴くたびに、何となく感じる物足りなさを感じてしまう。いいバンドだけに、さらに求めてしまうのかも知れませんね。

LiveSelection



【FireWind/ファイアーウインド】のライブから画質・音質が良好な動画を厳選しました。後半はガスGのソロワークも混じっていますが、見応え抜群のライブばかりです。

@ECUADOR 2018




Bloodstock Open Air 2013



SetList
Wall of Sound 0:00
Head up High 4:10
Few Against Many 8:23
Word on Fire 12:55
Gus G solo 17:10
The Fire and The Fury 19:08
Losing my Mind 23:28
Mercenary Man 29:30
Till the End of Time 33:20
Falling to Pieces 38:45

MARTY FRIEDMAN ft GUS G Full Live Thessaloniki GR

マーティ・フリードマンとガスGのライブ、もうひとりはなんとBABYMETALの神バンド・大村孝佳!!FireWindと違うガスG参加のライブですいません。



SetList
1) Street demon
2) It’s the unreal thing
3) Dragon mistress (with GUS G)
4) Presentation of the band & 3 Guitar Players’ Solo
5) The ballad of Barbie Bandits
6) Tsume Tsume Tsume
7) Gimme a dose
8) Yuki no Hana
9) Tornado of souls
10) Salt in the wound
11) Solo of Takayoshi Ohmura
12) Ripped
13) Letter (vocals by the bass player Ryota Yoshinari) – Encore – Beers with Gus G:
14) Thunder March
15) Paranoid (with GUS G)

 Symptom of the Universe

ガスGとマーティ・フリードマン、DragonForceのハーマン・リのセッション!





入手可能なTシャツやGoodsを調査



【FireWind/ファイアーウインド】のグッズはオフィシャルサイトなどで購入可能。しかし海外からの発送になるので考えてしまいますよね。そこで国内で購入可能な商品を調べてみました。


【FIREWIND】ファイアーウインド「IMMORTALS」Tシャツ
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価格:3480円(税込)
ショップ:バンドTシャツ NO-REMORS

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