MEGADETH/メガデス
現在、日本でタレント活動で大活躍のマーティ・フリードマンが、黄金期のメンバーだったことで有名。
メタリカ結成時のギタリストとしての評価は高く、スレイヤーのケリー・キングがライブを見に行った際に「あさっての方向を見ながら、すげぇソロを弾いててビビった」と証言している。
メタリカから解雇される際、ジェイムズ・ヘッドフィールドは涙ながらに説得した逸話もある。
『Mechanix (Live In Ft. Lauderdale 1998)』
メタリカの『four horsemen』をスピードアップしただけの曲。(ムステインが作曲したと主張している)
遺恨も残って結成したバンドである故か、初期は混沌としたサウンドだった。しかしメンバーが定まると共に、パンクとスラッシュを主体としたヘヴィメタルを織り交ぜた独自のスタイルを形成した。
ムステインはメガデスのサウンドを「インテレクチュアル・メタル」と呼んでいる(intellectual=知的・聡明)。その名の通り、複雑に絡み合うリフや展開はメガデスの真骨頂。他にはない聴き応えがあります。
超名曲!『Holy Wars...The Punishment Due(Official PV)』
結成以来、メンバーの入れ替わりは激しい。ムステインの無茶苦茶な性格が、災いしてると言われています。
黄金期(1990-1997)には、全米チャート1位やグラミー賞ノミネートなど輝かしい時代もありました。が、ムステインの麻薬中毒が再発を理由に、メンバーが次々と脱退。(マーティもこの時期に脱退)
2002年解散するが、2004年にムステインのソロという形で再結成。
2010年にバンド唯一の長期メンバーであり、黄金期のメンバーであるデイブ・エレフソン(B)が復帰。
メガデス再生の大きなきっかけとなったのは、2015年4月guitarにANGRAのキコ・ルーレイロが正式加入!(ANGRAでも継続活動中だが、メインはメガデスを中心にしている)

聴いて頂けるとわかると思いますが、黄金期の再来を感じさせるメンバーの充実。ここ近年のメガデスは、アルバム・ライブどちらも素晴らしい。
2019年にムステインが咽頭がんであることを公表。現在は治療を終え、1月に復帰してライブも行いファンを安心させてくれました。新たなアルバムの発表も予定しており、今後の活動も楽しみです。
Dave Mustaine-デイブ・ムステイン lead vocals, guitar (1983–2002, 2004–)
メタリカ結成時のギタリスト。アル中薬物中や行動に問題がある、とてもメタルミュージシャンらしい人。シェイプ型のフライングVを愛用している。1990年代までは主に「ジャクソン」を使用、2003年からは「ESP」を使用し、シグネイチャーモデルも制作された。
2006年からは「Dean」と契約、シグネイチャーモデル「VMNT」「Zero」を使用。

DEAN USA(ディーン)Dave Mustaine VMNT Korina Limited RUN 50 PC
この方だけで語ることは山程あります。ぜひこちらもどうぞ
Kiko Loureiro/キコ・ルーレイロ guitar (2015-)
本名:ペドロ・エンリケ・ルーレイロ/Pedro Henrique Loureiro。ブラジル出身のメタルバンド「Angla」のギタリスト、指板を縦横無尽に駆け巡るタッピングが代名詞的プレイ。メガデス加入前から、同じギタリストからも尊敬される存在だった。2015年にメガデス加入。
・過去に公開された練習風景動画
Megadeth 「Dystopia 」 Practicing at home
Dirk Verbeuren/ダーク・ヴェルビューレン Drum(2016- )
(曲はメガデス最速と言われる「Mechanix」)
元SOILWORK/ソイルワークに在籍。足技・手技ともにパワフルかつテクニカル。
ムステインはメガデス結成時に在籍したドラマー「ガル・サミュエルソンを彷彿させる」と過去最高のメンバーになぞらえ、ヴェルヴューレンを最もエキサイティングなドラマーと絶賛していました。
見惚れてしまう程の素晴らしさ。こちらもどうぞ
Dirk Verbeuren Drum Playthrough(Youtube)
RattleheadHoly Wars play through @ Megadeth Bootcamp
■Tour Member
James LoMenzo/ジェイムズ・ロメンゾ Bass (2006-2010,2021- )
過去に加入経験のある元メンバー、アルバムは『United Abominations(2007年)』と『Endgame(2009)』の2枚に参加。女性問題で解雇されたエレフソンの代わりにツアーメンバーとして加入が発表された。
黄金期の元メンバー
Marty Friedman /マーティ・フリードマン(1990–2000)guitar, backing vocals
すっかりタレントでお馴染みですね。
David Ellefson-デヴィット・エレフソン bass, backing vocals (1983–2002, 2010–2021)
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— David Ellefson (@ellefsondavid) January 27, 2020
愛称がムステインと同じ「デイブ」のため、「デイブ"Jr"エレフソン」と呼ばれる。長らくムス大佐に付き合ってきたが、2021年に、未成年と思われる女性とオンライン上で性的なやりとりをしている情報が流出し、その後脱退となった。
その後、エレフソン側から女性は成人している女性だったこと、同意あっての関係だったことを主張しています。
Nick Menza/ニック・メンツァ(1989–1998, 2004, 2014) drums, percussion, backing vocals
2016年5月21日心不全にて急逝。
MEGADETHのアルバムはspotifyで配信中!無料リスニングできます。
また各アルバムタイトルから、Youtubeプレイリストで視聴できます。チョイ聴きに活用して下さい。(2020年4月リンク確認済み)
アルバム名
(1985)Killing Is My Business... and Business Is Good!

(1986)Peace Sells... but Who's Buying?
(1988)So Far, So Good... So What!
黄金期
(G)マーティ・フリードマン、(Dr)ニック・メンザ
強烈なリフの『Holy Wars...The Punishment Due』、『Hanger 18』などライブ定番曲も収録されている。結成から突き詰めてきたインテレクチュアル・スラッシュ・メタルの完成形。最初に聴くにもオススメ。
(1992)Countdown to Extinction
200万枚を売り上げるダブルプラチナムを記録、日本でもオリコンチャート6位にランキングしたメガデス、メタル史上に残る名盤。メタリカの『Metallica(ブラック・アルバム)』後に発売されたが、メタルらしいヘヴィネスサウンドはこちらの方が上と評価する声も多い。
(1994)Youthanasia
ジャケットが物議を醸し、販売拒否するお店もあった。前作のヒットから200万枚を売上げ、ビルボード初登場2位を獲得。サウンドはヒットセールスを意識しすぎたのか、大人しめ。この時期にムステインはドラッグとアルコールの問題が再発。「破滅へのカウントダウン」を始めていた。(1997)Cryptic Writings
このアルバムを最後に、(Dr)ニック・メンザが脱退。理由は膝の故障。
(1999)Risk
このアルバムを最後に、(G)マーティ・フリードマンが脱退。
(2001)The World Needs a Hero
アルバムツアー終了後に、ムステインが腕を故障したとして活動休止を表明。(B)エレフソンを含め、バンドは解散。
・デイブ・ムステインソロバンド期
(2004)The System Has Failed
ムステインのソロ・アルバムとして制作されたが、レコード会社の意向により「メガデス」名義でリリースされた。ここからメガデスはデイブ・ムステインのソロバンドとして活動する。
(2007)United Abominations
(2009)Endgame
前作のヒットに攻撃性・突進性要素が増え、メガデスらしさの復活が感じられる。
(2011)Thirteen
デイブ・Jr・エレフソンが復帰。メタリカ・アンスラックス・スレイヤーと共に「BIG4」ツアーを行い、最隆盛の兆しが見え始めた。アルバムはそこそこ。
(2013)Super Collider
(2016)Dystopia
ギターにキコ・ルーレイロを迎え、第2次黄金期を感じさせた名盤!ドラムは「LamOfGod」のクリス・アドラー。
2020年に(Dr)ダーク・ヴェルビューレン加入後、初のアルバムを予定。
Resurrection Fest 2018
SetList
1. Hangar 18 1:43
2. The Conjuring 7:033. The Threat Is Real 12:22
4. My Last Words 16:36
5. Take No Prisoners
6. Sweating Bullets 21:29
7. She-Wolf 30:11
8. Tornado of Souls 34:15
9. Dystopia 39:27
10. Symphony of Destruction 44:29
11. Peace Sells 48:44
Encore:
12. Holy Wars... The Punishment Due 56:10
Wacken Open Air 2017
SetList
Hangar 18
Wake Up Dead
In My Darkest Hour
The Threat Is Real
Play Video
Sweating Bullets
Conquer or Die!
Lying in State
Poisonous Shadows
Trust
Fatal Illusion
Tornado of Souls
Dystopia
Symphony of Destruction
Mechanix
Peace Sells
Encore:Holy Wars... The Punishment Due
Wake Up Dead
In My Darkest Hour
The Threat Is Real
Play Video
Sweating Bullets
Conquer or Die!
Lying in State
Poisonous Shadows
Trust
Fatal Illusion
Tornado of Souls
Dystopia
Symphony of Destruction
Mechanix
Peace Sells
Encore:Holy Wars... The Punishment Due
Hellfest 2016
setlist
01. Hangar 18
02. The Threat Is Real
03. Tornado Of Souls
04. She-Wolf
05. Post American World
06. Sweating Bullets
07. Poisonous Shadows
08. Trust
09. Dystopia
10. A Tout Le Monde
11. Fatal Illusion
12. Symphony Of Destruction
13. Peace Sells
14. Holy Wars... The Punishment Due
Unplugged In Buenos Aires1998
setlist
Intro
2- I'll Get Even3- Angry Again
4- She-Wolf
5- A Secret Place
6- Interview
7- Countdown To Extinction
8- Foreclosure Of A Dream
9- Almost Honest
10- Use The Man
11- Trust
metallica30周年「Phantom Lord」w.Dave Mustaine
metallica 30year live(fullはこちら)
In Sao Paulo 1998
Dr)Nick Menza ,G)Marty Friedman
Setlist
0:00 A Secret Place
4:48 Holy Wars7:07 Reckoning Day
11:30 Wake Up Dead
14:57 Hangar 18
19:36 Sin
22:34 A Tout le Monde
27:10 Almost Honest
30:53 Trust
35:40 Sweating Bullets
40:23 Symphony of Destruction (Extended Jam)
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