今回の「メタルのうん」は「リバプールの残虐王」の異名を持つエクストリームメタルバンド【carcass/カーカス】特集!リリースした作品から必聴のアルバム。また厳選したライブに人気のTシャツ・グッズの入手方法も調査してご紹介していきます!
【carcass/カーカス】

1985年に結成した英・リバプール出身のエクストリームメタルバンド。初期はグラインドコアバンドでしたがメンバーチェンジやアルバムごとに変貌を遂げて、デスメタルに叙情的なメロディを合わせた「メロディックデスメタル(メロデス)」を生み出したバンドとされています。
Carcassと言えばこの曲『HeartWork(Official PV)』
バンド名のCARCASSとは、主に肉食用などに内臓を抜き取られた死体のこと。下手に「Carcass」で画像検索すると、エラい目に合います。
初期のグラインドコア時代はタイトルがキワモノ扱いだった
【carcass/カーカス】の初期はトイズファクトリー内のハードコア専門レーベル、「イヤーエイク」で取り扱いされていました。当時はアルバムタイトルが過激で有名でした。
1stアルバム「Reek of Putrefaction」→「腐乱屍臭」
2ndアルバム「Symphonies of Sickness」→「疫魔交響曲」
極めつけは3rdアルバム「NECROTICISM」→「屍体愛好癖」収録曲の5曲目「Incarnated Solvent Abuse」が「硫酸どろどろなんでも溶かす」
…完全にレーベルに遊ばれてた気もする。しかしハードコアファンには高い評価を得ていたよう。そう考えると、巧みな売り込み戦略だったのか?
【carcass/カーカス】はNTRって結成!?
2nd収録『Symposium Of Sickness(live@Party.San Open Air 2013)』
Carcassの結成は1985年と言われていますが、学校のクラスメートだったギター&ボーカルのBill Steer/ビル・スティアーと、ドラム Ken Owen/ケン・オーウェンで結成して、すぐに解散しています。
次1986年にビル・スティアーはハードコアパンクバンド「DisAttack」に参加。そこへ現在もベースのJeff Walker/ジェフ・ウォーカーが加入。音楽性を変えてバンド名を「Carcass」に変えてしまいました。
その後、ケン・オーウェンも呼び寄せて初期メンバーが揃い、「DisAttack」から「Carcass」へ見事にNTR(寝取り)完了となりました。
メロデスの先駆者になったのはアチエネのマイケル・アモット参加から

Carcassがブレイクしたきっかけは、間違いなく1990年に加入したマイケル・アモット(現ArchEnemy)の影響。
スゥエーデン出身のギタリストであるマイケル・アモットが、Napalm Deathのオーディションを受けに行った際にビルと仲良くなったのがきっかけでした。
1989年、2ndアルバム「Symphonies of Sickness 」リリース後にマイケル・アモットが加入。しかし3rdアルバム「Insalubrious」ではまだリフとリードギターのプレイしか力を発揮していません。
そして1993年になり、ついに4rhアルバム「Heartwork」をリリース。ここでマイケル・アモットの叙情的なギターサウンドが影響し、メロディックデスメタルへ一気に変貌を遂げ、Carcassは大ブレイクとなりました。
そして1993年になり、ついに4rhアルバム「Heartwork」をリリース。ここでマイケル・アモットの叙情的なギターサウンドが影響し、メロディックデスメタルへ一気に変貌を遂げ、Carcassは大ブレイクとなりました。
解散と復活
その後、アルバムがいつまでもリリースされないことに不満をもった中心人物であるビル・スティアーが1995年の終わりにカーカスから脱退してしまう。
1996年マイケルとビルを失ったバンドはアルバム「スワンソング(遺作の意)」を発表し解散する。
またも解散と思われたが、2013年にリリースした17年ぶりの2013年リリース6thアルバム「Surgical Steel」が傑作で大ヒット。
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MEMBERS
The new CARCASS single "Under The Scalpel Blade" is featured on @AppleMusic's #OptimusMetallum playlist.
— Carcass (@CarcassBand) December 15, 2019
Listen now at https://t.co/g8wcIS9iQM. pic.twitter.com/zhyaduaXxc
Daniel Wilding/ダニエル・ワイルディング– drums (2012–)
Tom Draper/トム・ドレーパー – guitars (2018–)
現アーチ・エネミーのギタリスト。Carcassにメロデス要素を持ち込みブレイクさせた。
アーチ・エネミーなどで活躍する腕っこきドラマー
AlbumDiscography
Box of Today:😍🤘#Carcass - Surgical Steel - lim. CD Box#Deathmetal #Metal #Heavymetal @CarcassBand pic.twitter.com/RoJmzGb5KR
— Heavy Metal Maniac (@UnderJollyRoger) March 17, 2019
【carcass/カーカス】はサブリク系配信サービスに参加していません。各アルバムタイトルにYoutubeプレイリストをリンクしているので、チョイ聴き・チェックにご利用下さい。(2020年5月確認)
■BestAlbum
LiveSelection
CARCASS: Australian Tour Canceled https://t.co/gSfNccSkJp pic.twitter.com/le6m2rF0Ba
— BLABBERMOUTH.NET (@BLABBERMOUTHNET) March 13, 2020
【carcass/カーカス】のライブから画質・音質が良好な動画を厳選しました!最新のライブから、今では見られない貴重な過去映像までたっぷりお楽しみ下さい。
6th MAY 2014 Shibuya ClubQuattro,Tokyo
所属レーベルTrooper Entertainmentから突如公開された2014年日本公演ライブ!
Motocultor Festival 2015
Setlist:
01. Unfit For Human Consumption 00:0802. Buried Dreams 04:59
03. Incarnated Solvent Abuse 08:43
04. The Granulating Dark Satanic Mills 13:32
05. A Congealed Cloat of Blood (intro)/Cadaver Pouch Conveyor System 17:43
06. Captive Bold Pistol 22:11
07. Noncompliance to ASTM F899-12 Standard/This Mortal Coil 25:48
08. Exhume To Consume 29:56
09. Corporal Jigsore Quandary 34:12
10. Heartwork/Carneous Cacoffiny (outro) 39:33
Wacken 2014
SetList
54:36 Ruptured in Purulence (Intro) / Heartwork / Carneous Cacoffiny (Outro) / A Congealed Clot of Blood (Intro)
1994 Houston Texas
SetList
50:28 - Corporeal Jigsore Quandary (NDI)
入手可能なTシャツやGoodsを紹介
Carcass Announces European “Deathcrusher Tour” http://t.co/KCnLUOyubF #Carcass #Grindcore #Herod pic.twitter.com/kksFNEM17O
— Digital Tour Bus (@DigitalTourBus) July 13, 2015
・Amazon
ショップ:バンドTシャツ NO-REMORSE
価格:3300円(税込)
ショップ:dragtrain/ドラッグトレイン
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価格:2838円(税込)
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